あのタレントの独立がきっかけ
HICKYです。
今日は、芸能人の独立と、その背景にある
「風の時代」の関連性について述べていきたいと思います。
先回にも少し触れましたが、一昨年くらいから
色々な方が事務所から独立するニュースが、
毎日のように報じられていました。
各芸能事務所の諸事情は専門家に任せますが、
そもそもの発端は、のんさんの独立に
発した動きが関係していると思います。
その動きを契機として、
2019年、公正取引委員会が発表した
芸能分野における契約・取引に関する
具体例を提示し、11月には見解をまとめて、
事務所を辞めたタレントの芸能活動を
制限・抑制することは、独占禁止法に
あたるため原則禁止としました。
ここから、本格的に事務所から独立する
芸能人が増えていったように思います。
それでも忖度はある
事務所を独立したタレントと、
同じ事務所のタレントがブッキング
しないような忖度は行われていると
思いますが、放送局としては当然
の流れであったと思います。
時代の流れも変わりました。
タレント自身もSNSを活用して、
自身で情報発信出来るようになり、
不利な契約なんかも、すぐに拡散
出来るようになってきたことも、
要因の一つと言えるのでは無いでしょうか。
事務所は必要
一方、事務所に所属するタレント
のメリットについても、述べておきましょう。
・指導を受けやすい。
・仕事をもらえる可能性が高い。
・デビューしやすい。
・事務所が守ってくれる。
・ギャランティや契約の交渉も対応してもらえる。
・会見等も事務所が対応してくれる。
他にも細かい点は多々あると思いますが、
私が考えただけでも、このくらいは思い付きます。
流れは止まらない?
それでも独立を選択するタレントが
出ているのは、組織に属す窮屈な
感じが、時代に合わなくなっての
もののような気がするのです。
事務所の看板を背負うことはせずに、
自由に、柔軟に、軽やかに生きて
いこうとしているのではないかと
思うのです。
今回はここまで。<了>
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