HICKYです。
今年、フォーマットを新たに開幕したラグビーリーグワン。
ここに来て、再編の動きが見えてきました。
対象はNTT系列の2チーム
リーグ1ファンの皆様には、既知のことと思いますが、
NTT系列の2チームが、リーグ1のディヴィジョン1に参加しております。
NTTドコモレッドハリケーンズ大阪と、
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安。
この2チームが再編を発表したのが、3月16日でした。
プロ契約選手らを含むチームの主要機能を浦安に集約させて、
大阪は社員選手を中心にして規模を縮小するという。
リーグ側によれば来季、大阪は3部となる予定。
今回のチーム再編は、昨年10月にNTTドコモが、NTTコミュニケーションズ及び、
NTTコムウェアを子会社化することを報道発表したことに起因しており、
1月にNTTドコモがNTTコミュニケーションズを子会社化したことで、
親会社と子会社の両方がチームを持つ状態を見直したことを理由としています。
しかしこれは、企業側の理論であり、リーグワンの掲げる地域密着とは、
異なるフェーズでの話ではないでしょうか。
ホストタウンである大阪市の皆さんは、さぞや悔しいことでしょう。
勿論、両チームに所属する選手たちも戸惑っていることは、想像に難しくありません。
個人的にも残念でなりません。
数年後には、戻ってきて欲しいと願っています。
2チームの順位は?
さて、現在のチーム順位こそ、12チーム中10位と11位ではありますが、
レッドハリケーンズがD3に降格して出直すこととなり、D2で優勝したチームは、
入れ替え戦無く自動昇格するとリーグサイドが発表しました。
ときを同じくして、D3の宗像サニックスブルースが3月30日、
今季限りで活動休止することを正式に発表しました。
事実上の廃部となります。こちらも残念なニュースです。
以上のことを踏まえて、入替戦は以下の通りとなる予定です。
リーグワン2022入れ替戦フォーマット
【ディビジョン1 / ディビジョン2】入替戦
➀NTTドコモレッドハリケーンズ大阪(以下、RH大阪)を除く下位2チームが入替戦出場
➁入替戦に出場するD2の上位チームは、D2の最終順位が2位と3位の2チーム。
入替戦に出場しない宗像BがD3上位3チームによる順位決定戦に出場するため、D2とD3による入替戦は、以下の通りとなります。
【ディビジョン2 / ディビジョン3】入替戦
➀宗像BがD3 1位になった場合:
D3 2位のチームが自動昇格。3位のチームがD2 6位チームとの入替戦に出場
➁宗像BがD3 2位以下になった場合:
D3 1位チームが自動昇格。1位と宗像B以外のチームが、D2 6位チームとの入替戦に出場
まとめ
2019年のラグビーワールドカップの盛り上がりから、発足したリーグワン。
企業スポーツの枠からプロ化に向けた流れは長い間、止まっていました。
2019年、池井戸潤さんが発表された「ノーサイド・ゲーム」は
2020年には、異例のスピードでドラマ化もされました。
現実は厳しいかも知れませんけど、きっと良くなるラグビー界の未来を信じて
応援するばかりです。本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
<了>
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